I∴O∴S∴の歴史

目      次

 

第1章 H∴G∴S∴

第2章 I∴O∴S∴孤軍奮闘時代


    I∴O∴S∴団正史年表


第1章 H∴G∴S∴

 日本における魔術団体の歴史といっても、好きこそものの上手なれで始まるのが通例であり、I∴O∴S∴と言えども例外ではない。I∴O∴S∴の母胎となるH∴G∴S∴(The Hermetic Order of the Great Sephiroth 1982年5月1日創設)に、わたしこと秋端 勉が入団したのは1984年のことだった。当時のインペレーター高野浩一氏(ペンネームである。当時の魔法名は、Peta Amen Neb Nest Taui 4=7及びAnk Af Na Konsu 7=4である。現在は魔術研究家、左道密教研究家)に招待を受て、プリモンストレーターとして、団のカリキュラムを作ってくれという依頼だった。なにしろ、モデルとなる魔術団体など国内には皆無の状態である。O∴H∴は既に名乗りをあげていたが、この団体は人にものを教えてはくれない。仕方がなく、SOLなどの海外の団体に範を求め、「通信教育で魔術を教えるとはどういうことか。」から考えていかねばならなかった。高野氏は、もう廃刊してしまったが、オカルト雑誌『トワイライトゾーン』85年4月号に≪黄金の夜明け流魔術入門≫を執筆し、H∴G∴S∴を「黄金の夜明け」系列の魔術団体であると旗揚げした。
 この団体は不思議な団体であった。外陣のアクティブ団員はともかく、一応、内陣があって第2団の物理的な団員が存在したのだ。種を明かせば、かれらはO∴H∴の団員であり、当時、O∴H∴はこの種の外郭団体育成プログラムを盛んに行っていたのである。具体的には、G.H.Fra.F.D.A.A.(通称Mt.Fuji、のちのI∴O∴S∴ Aten Temple No.1の首領)とG.H.Fra.N.M.S.D.が高野氏から名誉位階を献上されていたようだ。
 前出の『トワイライトゾーン』の記事のなかでも、「・・・しかし、H∴G∴S∴の上には別の上部組織があるという。それは、遥か九州にあるという「A∴A∴」という団体である。これはまさに「黄金の夜明け」でいう内陣と外陣と呼ばれる2重構造そのものではないか。H∴G∴S∴とは『偉大なる光球会』の略称である。そこで使用される、アデプタス=マイナー用文書は、すべて「A∴A∴」つまり、『ACHROM-ATON』テンプルからおくられてくるのだ。・・中略・・いまだに本部の許可がおりないため、はっきりと明かすことはできないが、通称O∴H∴と呼ばれており、・・・」

(注:このアクロマトン・テンプルは、O∴H∴内におけるG.H.Fra.F.D.A.A.の個人テンプルの名前であり、有名なアレイスター・クロウリーのA∴A∴とは関係ない。)

 上記は典型的な餌巻き文書であり、「本物だよ」、「凄いんだよ」というメッセージが文章から滴っている。しかし、その稚拙さを笑ってはいけない。もう、12年前のことである。国書刊行会の「世界魔法大全」が出たばかりで、誰も魔術団体をつくるノウハウなどもっていなかったのだ。高野氏の文章は、およそ百年前のウエストコット博士がやったことをまねただけである。

 まあ、かくして以下の態勢が整った。

インペレーター AANK(高野)
プリモンストレーター ARFH(秋端)
キャンセラリア SDA(架空の女性)

東 京 Isis Temple No.1 (高野)
神奈川 Osiris Temple No.2(SH)
広 島 Horus Temple No.3(秋端)

 この時点で、筆者は米国の Golden Dawn Temple & Society(現在のGDT&O)及び英国のSOLのメンバーであった。SOLのノーウィッキ夫人からは、同団のテキスト『準備レッスン』を教育に使用してもよろしいとの許可を頂いた。(当時は魔術が商売になるという風潮はなく、きわめておおらかだった。)それらと『黄金の夜明け』の手書き翻訳ノートなどを手がかりに、教える態勢を作っていった。
しかし、筆者がH∴G∴S∴に在籍できたのは二年間であった。1986年10月1日に、団は分裂した。原因はここでは言いたくない。片方は高野氏らのH∴G∴S∴に、もう一方は筆者らのI∴O∴S∴にである。これは団の一部が独立してI∴O∴S∴を作ったと言えるかもしれない。しかし、その一部というのは、団の学習主任と名目上とはいえ第2団の全部であったことが、問題を複雑にした。結局、H∴G∴S∴は90年頃に自然消滅し、I∴O∴S∴が生き残ることになる。

第2章 I∴O∴S∴孤軍奮闘時代

 I∴O∴S∴が発足したのは、1986年10月1日であった。それに先立ち9月16日付の『ホルスの槍』号外Vol.0-4により、新団の発足とカリキュラムの公開を行っている。当時は、未だインターネットの黎明期であり、むしろ、パソコン通信の普及率の方が高かった。紙で届く『ホルスの槍』は、宣伝媒体としてそれなりのインパクトを持っていたのだ。

 新規発足時のI∴O∴S∴の構成は、次のとおりである。

インペレーター G.H.Fra.F.D.A.A.(山本)5=6
プリモンストレーター G.H.Fra.M.E.S.A.(秋端)5=6
キャンセラリウス V.H.Fra.T.Q.T.(秋端・兼務)4=7

福 岡 Aten Temple No.1 (G.H.Fra.F.D.A.A.)
広 島 Ra-Hoor-Khuit Temple No.2 (G.H.Fra.M.E.S.A.)

 H∴G∴S∴は3テンプル制度を採用していたが、I∴O∴S∴は2テンプルで開始された。テンプルの数はアデプトの数によると言われるが、要は教育可能な神殿システムを動かすだけの熱意ある人物がどれだけいるかが決定要因である。福岡のアトン・テンプルはこの年の秋には大阪へ移転する。広島のラー=ホール=クイト・テンプルは、この後、秋端の引越に伴い全国を行脚して今日に至る。

 また、黄金の夜明け団の規則によれば、神殿の3首領たるものは、各テンプルごとに存在する。従って、外陣、内陣のテンプルの数だけ首領が存在するはずである。しかしながら、この時期に首領級の魔術師の大量養成は追いつかず、曖昧なまま3人のみ指定された(そのうち1名はダミー)。これは後ほど全団を統括する大首領制度に移行する。

             
第2オーダーのグランド・テンプル 第1オーダーの各テンプル
Imperator General 6=5(5=6) Imperator 5=6
Praemonstrator General 7=4(5=6) Praemonstrator 5=6
Cancellarius General 5=6 Cancellarius 5=6
 

注:役職末尾の数字は推奨位階(必須位階)

『I∴O∴S∴会則』(1988年制定、96年3次改正)

 ただし、この体制では柔軟な活動ができないという弱点があった。アデプトによる教育・指導体制という「黄金の夜明け」流の枠組みを生かしたまま、団員内の交友の場を設けたい。その願いが東京ロッジと大阪ロッジという二つの支部を産んだ。まず、先行して東京ロッジが1986年12月に開設された。ロッジの長は、メイソン風のマスターではなく、I∴L∴が採用したように単にワーデンと呼ばれた。初代の東京ロッジ・ワーデンには、V.H.Fra.S.T.E.S.が就任した。その後、ロッジの機関誌を発行するなど仕事量が増えていったので、S∴W∴(Senior Warden)とJ∴W∴(Junior Warden)の2名ワーデン制度に移行した。

 さて、86年10月にI∴O∴S∴が発足し、その年の12月にはロッジが開設された。このペースの早さは、創設期の滾りたつエネルギーを感じさせる。ある意味で、誰もが本物の魔術に餓えていた。さまざまな魔術書、研究書が出版され初めていたが、どこにも魔術結社の作り方とか、集団儀式の具体的なノウハウなどは、紹介されていなかったのだ。I∴O∴S∴は手探りで、作り方とやり方を開拓し始めた。この雰囲気のなか、東京ロッジの第1回集会は、お茶の水駅にほど近い喫茶店ルノアールの個室を利用し、開催された。何故か密教呪術に詳しい重田老師も加わり、賑やかなオープニングであった。

 創立の翌年87年の春には、これまで号外という形で配布されていた機関誌『ホルスの槍』が特集号という体裁を取り、約2年半に渡り第1巻第1号から第5号まで発刊された。この形式は明らかにクロウリーのA∴A∴の機関誌『春秋分点』の真似である。しかし、発刊ペースこそ年2回刊行を維持できたが、紙数は本家本元とはほど遠い薄さであった。しかし、日本では魔術専門の機関誌は初めてであり、類書のない時代であったので、それなりに好評を博した。発刊された5号分の内容は次のとおりである。

 

『ホルスの槍』Vol.1 No.1

◇フランシス・キング特集◇(1987年3月1日)

EDITORIAL 秋端 勉
タットワ幻視 F.キング
五芒星儀式 F.キング
ブロッディ・イネスとタットワ F.キング
海外魔術団体事情(国際カバリスト団) 秋端 勉
エジプトの魔術(ハトホルの鏡) 秋端 勉
新刊案内/魔術サークル活動該報 秋端 勉

 

『ホルスの槍』Vol.1 No.2

◇O.T.O.特集◇(1987年7月1日)

EDITORIAL 秋端 勉
東方聖堂騎士団の歴史 秋端 勉
東方聖堂騎士団相関図 秋端 勉
ミネルヴァルの儀式 O.T.O.公文書
ホムンクルス文書 O.T.O.公文書
至高儀式(\゜) O.T.O.公文書
クロウリーのO.T.O. 長尾 豊
現代の影のカルト 秋端 勉
易とカバラについての小論稿 Fra.A.U.B.T.
国内魔術団体活動概況 秋端 勉
海外魔術団体事情(Oxford G.D.) 秋端 勉
BOOK REVIEW 秋端 勉

 

『ホルスの槍』Vol.1 No.3

◇D・フォーチュン特集◇(1987年10月1日)

EDITORIAL 秋端 勉
D・フォーチュンの来歴 Fra.S.T.E.S.
I∴L∴の魔術 秋端 勉
秘教の結社 D.フォーチュン
愛と結婚の秘教哲学 D.フォーチュン
エレメンタルズ D.フォーチュン
フォーチュンの後継者たち 秋端 勉
エジプトの魔術 秋端 勉
魔術師のコモンセンス 秋端 勉
海外魔術団体事情(R.C.友邦団) 秋端 勉
国内の動き 秋端 勉
BOOK REVIEW 秋端 勉

 

『ホルスの槍』Vol.1 No.4

◇黄金の夜明け団特集◇(1988年1月1日)

EDITORIAL 秋端 勉
エデンの混乱 江口之隆
魔都物語 朝松健
中央の柱の謎 長尾豊
エジプトの魔術 秋端 勉
お気軽エッセイ マヤ
実践魔法日記 草薙亮
RCの歴史 ウエストコット
クリポト論議 マザース
GD公的歴史 ウエストコット
六芒星儀式 キング
テンプル、テンプル 秋端勉
魔法鼎談 O∴H∴
海外魔術団体事情 秋端勉
ザ・ヨタ記事 ウジュパー

 

『ホルスの槍』Vol.1 No.5

◇SOL特集◇(1989年9月1日)

EDITORIAL 秋端 勉
魔法使いと年上の女性 江口之隆
サファイヤ・ファイル 江口之隆
SOLの思い出 鏡リュウジ
魔術の学院 秋端 勉
パスワーキングあれこれ 鏡リュウジ
輝ける小径 秋端 勉
第32の小径 DAN
日出儀式 SOL儀式文書
心の会の儀式 SOL儀式文書
神殿の封印法 SOL儀式文書
海外魔術団体事情 秋端 勉
SOL通信教育講座 DAN

 さて、87年夏には東京ロッジに引き続き、大阪ロッジが設立された。この年は、もうひとつ大きな動きがあった。4月にロンドンで<黄金の夜明け団100周年記念>のイベントが打たれていたのだ。詳細は、『拡散する黄金の夜明け団 Ver.1.11 』の「資料 1 黄金の夜明け大会≪100年祭≫」を参照されたい。

「第3章 I∴O∴S∴躍進期」に続く。


団正史年表

1986年10月

 I∴O∴S∴発足
 H∴G∴S∴を母胎として分離独立、その後、数年を経ずH∴G∴S∴は消滅する。発足当初の構成は、Aten No.1(九州 G.H.Fra.F.D.A.A.)とRa-Hoor-Khuit Temple No.2(広島の2テンプル制度であった。

1987年1月

 Aten Temple 神戸に移動
 残念ながら、同テンプルはその後活動停止となる。

1987年2月

 東京ロッジ活動開始
 初代ワーデンは鏡リュウジことG.H.Fra.S.T.E.S.

1987年5月

 最初のブックレット形式の機関誌『ホルスの槍』発行
 第1巻第1号≪フランシス・キング特集≫発刊、以後、第2号≪OTO特集≫、第3号≪フォーチュン特集≫、第4号≪黄金の夜明け特集≫、第5号≪SOL特集≫と続き、第1巻は5号で終了し、現在の第2巻は沈黙の巻である。なお、ホルス号外は常時発刊され続ける。

1987年7月

 大阪ロッジ発足(第1期 WARDEN V.H.Fra.A.U.B.T.)

1987年8月

 Aten Temple No.1解散  I∴O∴S∴は1テンプル制度に移行。

1987年11月

 大阪ロッジ第1回定例総会 学習会≪エジプトの魔術≫

1988年3月

 集合瞑想儀式

1988年5月

 日本初のOTO参入儀式
 米国人イニシエーターによる0°ミネルヴァルの儀式にI∴O∴S∴として協力、関連記事トワイライトゾーン7月号。

1988年9月

 R.H.K.Temple 神奈川へ移転

1989年5月

 神殿建立儀式
 3回に渡り、アストラル領域に団の集合神殿を建立する儀式を実施した。

1989年10月

 燃える剣儀式
 翌々年の91年7月までかけて実施された都合10回の連続PWの初回
 ≪月球の儀式≫、神殿の座標をアストラル・ライトに設定した。

1990年8月

 大阪ロッジ(第1期)解散

1992年〜
1993年

 国書刊行会神秘学講座
秋端 勉(実践魔術講座≪Golden Dawn Decipher≫
≪Golden Dawn Workshop≫)
鏡 リュウジ(心理占星学講座)

1993年3月

 U:Mの春分儀式に協力
 Re-Birthing School U:Mの地下神殿聖別を兼ねた春分儀式を実施

(メイガス:Fra.M.E.S.A. 南司:Fra.S.T.E.S. 西司:Sor.P.F.
北司:Sis.I マスター:Bro.K ミストレス:Sis.K 助祭:Sis.Ch
西麻布
93.3.20)

1994年1月

 ケルト神話の会(仮名)発足
 東京ロッジ内部の学習グループであるが、読書会、パスワーキング、儀式等を意欲的に実施した。これに触発された大阪ロッジはエジプト神話の会を発足させた。主な活動は、第1回:同年1月 ナイト『カバラ的象徴の実践ガイド』読書会及びノーウィッキ『輝ける小径』を利用した第32の小径のパスワーキング。第2回:同年2月 神殿聖別儀式リハ及び第31の小径のPW。第3回:同年5月I∴O∴S∴魔術儀式T01、T02の実践、第30の小径のPW。参加者;会員8名、友好団体2名。第4回:同年5月 魔女宗のワークショップ、講師AURIGA。以後、活動を休止する。

1994年3月

 春分儀式
 団として始めての公開儀式であり、講演の後、神殿聖別、春分儀式、神殿の除封を行う。

(メイガス:Fra.M.E.S.A. 南司:Fra.A.C.A.
 西司:Sor.P.F. 北司:Fra.R.F.
 横須賀市民プラザ 94.3.21(月))
 この年は、I∴O∴S∴春分儀式を皮切りに、OTOの太陽の儀(エレウシス儀礼)、I∴O∴S∴/OTO合同秋分儀式、GCJのソーウィンなど各団体が一斉に儀式を開始した。

1994年4月

 大阪U∴H∴ロッジ開設(大阪第2期)
 S∴W∴はFra.A.C.A.、J∴W∴をFra.D65が勤める。雑誌、『Seeker of the Light』を創刊する。

1994年8月

 U∴H∴ロッジの神殿聖別  儀式文書T02使用

1994年9月

 秋分儀式
 別名温泉儀式「海の十字架事件」等で有名な狂乱の宴を展開した伊豆魔術ツアーである。I∴O∴S∴、OTO、GCJの3団体が参加する。

(メイガス:Fra.M.E.S.A. 東司:Fra.D65 南司:Fra.R.F.
 西司:Sor.P.F. 北司:Fra.R.I.R. 儀典司:Sor. V.N.C.E.H.
 KKR稲取
94.9.23(金)〜24(土))

1994年12月

 冬至儀式
 G∴D∴にはない儀式への挑戦である。公開制でI∴O∴S∴のほか、OTO、GCJ、SOL等のメンバーが参加する。

(メイガス:Fra.M.E.S.A. 東司:Fra.RF 南司:Fra.R.I.R.
 西司:Sor.P.F. 北司:Sor.V.N.C.E.H. 儀典司:Fra.O.L.V.
 足立区桜花亭 94.12.23(金))

1995年3月

 春分儀式
 四季儀式を初めて大阪の準備で実施、他団体の参加なし。

(メイガス:Fra.M.E.S.A. 東司:Fra.D65 南司:Fra.A.C.A..
 西司:Sor.V.N.C.E.H. 北司:Fra.R.F. 儀典司:Fra.R.I.R.
 守口市民会館 95.3.21(火))

1995年6月

 夏至儀式
 これをもって四季の儀式が1巡した。初めて儀式のメイガスに学習主任以外の人物が就任。

(メイガス:Fra.R.F. 東司:Fra.D.65
 南司:Fra.M.E.S.A. 西司:Sor.V.N.C.E.H. 北司:Fra.A.C.A.
 門番:Sor.A.F.警衛:Fra.V.P.P.E.P.儀典司:Fra.R.I.R.
 桜花亭 95.6.24(土))

1995年秋
〜1996年

 I∴O∴S∴評議会設置
 団員間のトラブルの審査。このとき、団の創始者でも口を挟めない評議会の慣行が成立した(後に制度化される。)。

1996年3月

 春分儀式
 企画、儀式文献ともG∴M∴C∴が推進した。

(メイガス:Fra.R.F.
 ネフシス:Sor.A.F. セト:Fra.D65 イシス:Sor.P.F.
 オシリス:Fra.V.P.P.E.P. 風司:Fra.A.S. 火司:Fra.V.P.P.E.P.
 水司:Sor.V.I.V.M. 地司:Fra.T.P.A. 門番:Fra.W.O.F.
 儀典司:Fra.R.I.R. 新宿村スタジオ 96.3.23(土))

1996年10月

 I∴O∴S∴10周年記念行事
 再び泊まり込みでのイベントである。主たる儀式は、最初の神秘劇≪アダムの葬列≫であった。江口之隆氏等による記念講演など。

(セツ:Fra.R.F. アダム:Fra.M.E.S.A. 声/ウリエル:Sor.A.F.
 声/ミカエル:Fra.V.P.P.E.P. 声/ガブリエル:Sor.I.H.B.
 ケルビム/ラファエル:Fra.W.O.F. ルシファー/ペリカン:Fra.A.C.N.
 浜名湖かんざんじ荘 96.10.12(土)〜13(日))

1997年3月

 春分儀式
 儀式形態を一部いじって実施、司官名称はG∴D∴に戻してある。儀式の準備はJ∴G∴M∴C∴に就任したSor.A.F.が奮闘してくれた。

(Ht:Fra.M.E.S.A. Hg:Fra.R.F. Hr:Sor.A.F.
 St:Fra.T.P.A. Dd:Fra.V.P.P.E.P. Kx:Fra.A.C.N.
 Se:Fra.C.M. Pr:Fra.W.O.F. 荻窪区民センター 97.3.22(土))

1997年6月

 聖杯儀式
 黄金の夜明け団の団内研究会スフィアーの「ストリステスの儀式」を拡大敷延し、団のアストラル神殿の座標を移動した。

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